出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字

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字源

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  • 一説には象形文字。人が耳を傾けている形。
    • 戦国時代のの簡牘にある字形では、顔を強調した人の形「」に耳がついている形[字源 1]で、更にその前の西周金文には「頃」を声符とした字があり、人の顔の右耳を強調したような形をしている。耳の部分が楷書で「」に訛変した。本義は「耳を傾ける」で{}の初文。[字源 2]
  1. 李春桃《古文字構形探究兩則》中山大學學報(社會科學版),2017(03):64-66頁.
  2. 「顷字,《说文解字》上说,顷,头不正也。顷字在“一顷地,两顷地”等詞中当如何解释?」布之道氏回答

金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
西周

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

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  1. (他動詞)かたむける。(自動詞)かたむく
  2. (首を傾げる位の)短時間。しばらく
  3. ころおよそ

日本語

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発音

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中国語

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*

量詞

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  1. (土地の面積)約6.6667ヘクタール。1顷=は100

熟語

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朝鮮語

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*

接尾辞

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  1. ころ(頃)

ベトナム語

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*

名詞

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  1. 一定ひろがり。

コード等

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